Contents
英語を始めるときに陥る罠
英語が話せるようになりたい。
英語を学ぶ目的で一番多く聞くのはこの言葉です。
この言葉には話せなくなるような罠があります。それは、曖昧ということ。
そこで私たちがお聞きするのは
何のために話せるようになりたいですか?という具体的な目的です。
〇海外旅行の際、機内で注文したり、レストランで注文したり、買い物で値段交渉したい。
〇効果的なプレゼンをしたい。
〇仕事で海外とのやり取りがありスムーズにしたい。
等、具体的な目的がある場合は良いのですが、とりあえず話せるようになりたい、という場合は具体性がないので「話せるようになるまで」持続が難しくなる可能性が高いです。
まずは、具体的に「何のために」を考えてみることをお勧めします。これがとても重要。なぜなら、目的がないと、目的地なく車を運転するようなもので、時間がたてばたつほど、やる気も低下してしまうからです。
その時に、ちゃんとした目的でないといけない、とやりたいわけだもないことを選ばないこと。
〇観光客にあいさつしたい
〇外国人の友達/恋人がほしい
なんでもいいんです。自分がワクワクするような目的にすると、持続しやすくなります。
私たちは、英会話を習う前にまずここを明確にしていただくようカウンセリングをしています。
英語学習が持続しないワケ
英語を学び目的が明確になり、やる気いっぱいで始める。そして数カ月が経ち、なんだか話せるようになった気持ちにならなくて、モチベーションが低下する。
経験がある方たくさんいらっしゃると思います。
モチベーションは長く続かないモノ
ここを理解しておくとモチベーションが下がり、学習が止まってしまっても、持続力がない自分がいけないと思わず、まあそういうもんだ、と思えます。
ではどうしたらいいでしょうか?
それは、目的としていることを実際やってみることです。
海外旅行なら近場でもよいので英語が使える国に行ってみる。
外国人観光客にあいさつするなら、観光客が多い京都などに行って挨拶してみる。
実際に使うまでは、自分が話せるかどうかは誰にもわからないのです。
でも今すぐ使えない。そんな時は今はSNSがあるので、海外のお友達を作ってみるとか、外国人が多いバーに行ってみるなど、方法はいくらでもあります。
行動する
この結果、意外と話せた~、もっとこんなことができるようになりたい!とか新たなモチベーションが生まれます。動きのない所にモチベーションは生まれません。ちょっとした行動からモチベーションが生まれた生徒さんをたくさん見ています。この行動の繰り返し、が英語学習持続のカギなのです。
モチベーション持続が自分ではできない
モチベーション持続の方法はわかって、自分でどんどん行動していき、英語を使って、新たな目的地をみつける。ただ、毎日の生活の中忘れてしまったり、後回しになり、気持ちが薄れていく。そんな時に利用したいのが、英会話コーチングです。
英会話講師は、先生ではなく、コーチです。英語の授業を受けて話せるようになれば、もっとたくさんの日本人が英語を話せているはず。
でも実際は、理解できても、
いざとなると
〇口から英語が出てこない
〇躊躇してしまう
〇外国人を前にすると固まる
〇考えている間に会話が終わっている
こんな経験をされた報告をたくさんお聞きします。
私たち英会話コーチは、自由に英語で話す時間を作ることで、今言えることを生徒さんに確認してもらいます。そして、どの流れで話すかをトレーニングします。
また、レッスン以外の時間にするトレーニング内容を明確にし、フォローアップすることで管理します。
そしてレッスン以外の時間でも強制的に英語を話す時間を組み込んでいます。
話す機会が作れないなら、強制的に話すプログラムに参加すれば、話すしかないため、自然をこういうことがなくなっていきます。
〇口から英語が出てこない
〇躊躇してしまう
〇外国人を前にすると固まる
〇考えている間に会話が終わっている
英会話コーチングは、日本人の多くが持っているこんなメンタルブロックを外すお手伝いができます。
〇完璧に言えるようになるまで恥ずかしくて話せない
〇外国人に固まる
〇きれいな発音でないと話すのは恥ずかしい
〇文法間違えたら恥ずかしい
この恥ずかしい、という気持ちのために、わかりやすい発音ができるようになっても、
まだまだ!ネイテイブのようでないと恥ずかしい
と話せている自分を受け入れられないと思われる方が多くいらっしゃいます。
本気で英語が話せるようになりたい方は、コーチに現レベル(何ができて、何が足りないか?)を確認してもらい、レベルにあったトレーニングをし、英語を話すことは特別に難しいものではない。
英語を話せることでできることが増えた。
世界が広がった。
夢が広がった。
ということを体感してほしいと思います。
Get a proper coach and leap to the world!
語学とスポーツの共通点
語学とスポーツ。一見、あまり関係ないようなこの二つには共通点がいくつかあります。
1.身体に覚えこませる!
何かがきっかけで英語を話せるようになりたい、と思い始める。英語の教材を買ったり、アプリをダウンロードしてみる。少しやってみたが、正しいのか、とかどう発音したらいいかがわからない。気がついたら、教材はどこかへいってしまった。
気がついたら1年経ち、でも英語の習得がまったくできていない。仕事で英語を使えるようにしておけ、と上司から言われ、何とかするしかない。短期集中の英会話ないかな。
こうして短期集中「スパルタ英会話」コースに約1年越しで受講に来られたビジネスマンの方がいらっしゃいました。
これをゴルフに例えると、まずは、クラブを買い、You Tube動画などで効果的なスイングの仕方を見て、見よう見まねでやってみる。でも実際のコースを回ったことがなく、打ちっぱなし場に練習に行ったこともない。その内、気持ちが萎えて、ゴルフのことすら忘れてしまう。
こんな感じでしょうか?
スポーツなら、身体で覚えることが大切なので、早いうちにコーチに習うようスクールに通ったりしますよね?
語学も同じで、一人で頭の中だけで「英語」をやっていても、実際身体で覚えることをしないと、いざ使うときには、使えません。
なので、実際に「英語を使う」体験、もしくは疑似体験をし、身体に覚えこませていくトレーニングをすることが、「使える英語」が身につく近道なのです。
2.地味~な筋トレが鍵!
テニスがうまくなりたいと思ったら、毎日スイングの練習をしたり、ランニングしたり、実際の試合を比べれば、かなり地味なメニューをこなしますよね?
スポーツに限らず、ダンスもそうです。筆者もむか~しラテンダンスのサルサを習ったこととがあります。最初の4カ月は毎回同じ、地味なステップの練習だけやらされました。「もっとクルッと回ったりしたいな」と思っていました。そしていざ、サルサバーで踊った時に、なぜ先生が地味なステップができるまで次に行かなかったのか、わかりました。何も考えずに基本のステップができることで、お相手にクルっとはじめて回されても、すんなりできたんです。
語学もそれと似ています。
基本単語、基本文法、発音、リスニング。地味なトレーニングを毎日少しずつやる続けるのは、いざ外国人に英語で話しかけられたときに、言っていることが理解でき、シンプルな単語ででも返答できるようにするためなのです。
これを毎日少しずつ継続することが「使える英語」が身につく近道ですが、これがなかなか厄介なんです。スタート時は、モチベーションも高いし、真新しいことで興味も沸いて楽しいのですが、3カ月もすると外的要因(仕事、ほかの勉強事など)に優先順位を奪われてしまいがちです。そして気が付くと、英語の教材は本棚でほこりをかぶっている。英語の勉強自体を忘れてしまう。ということが起きます。
明確な目的がなく、弱い動機で、英語話せたらいいな、という方で意志が強く独学で1年以上続けている、という方は滅多にいらっしゃいません。人間は基本的には意志は弱いと思います。「気合で頑張る!」時代から、「管理されたメニューを淡々とこなす」に語学はシフトしていると感じます。忙しいこの時代だからこそ、プロに指導、管理してもらった状態でトレーニングをこなし、「使える英語」を身体に染み込ませる方法が効率的だと思います。
3.コーチ確認してもらう
読んで(リーディング)、聞いて(リスニング)、書いて(ライテイング)、発して(スピーキング)
この4技能のうち、なかなか自分一人でやれないのが、スピーキングです。発生することはできても、それが果たして「通じる音なのか?」はプロの講師に確認してもらわないとわかりにくいものです。
アスリートの生徒さんはスポーツの習得法、上達法を身体で覚えていらっしゃるので、語学になっても同じことをなんのことなくできる方が多いです。
「●●ができるようになるには、何をどのくらいの量やったらいいですか?」
「僕の発音が正しいか指摘してください。」
「通じない文法で話していたら言って下さい。」
こういった質問をアスリートの生徒さんからよくお聞きします。常に、何を、どのくらいの量で、どの程度の頻度で、やるか?を意識し、地味なトレーニングも地道にこなすことが苦ではないようなので、ご自身が求める目的は達成できる場合が多いのです。
コーチについてもらったら、言われたことだけをやるのではなく、先ずは
「自分は英語で何ができるようになりたいのか?」
を明確にすることで、そこに到達するために必要なことをコーチに確認することができます。
まとめ
語学はスポーツと似ています。自分の到達したいところに行くには、
1.地味なトレーニングを
2.コーチに指導してもらいながら、
3.身体に覚えこませる!
この3つが大切なカギとなります。