スパルタ英会話

The Mmm. Times

オンライン語学総合アカデミー

海外に行って感じる日常生活における日本と海外の習慣の違い

寒くて風の強い日に思い出す「シカゴでの心温まるエピソード」

皆さんが、今までに経験した一番寒かったのはどこですか?
私はアメリカ留学中に経験した冬です。

米国ノースダコタ州に留学中、冬休みを利用して、シカゴに遊びにいきました。
別の州に留学中の日本人の友人とシカゴで落ち合い、数日間観光をする予定を立てていました。ただ出発日当日、猛吹雪のため私の飛行機が飛ばず、結局一晩待つことに。
友人は予定通りにシカゴに到着していたので、私は1日遅れで合流しました。

みなさん、シカゴは”Windy city”と呼ばれていること知っていますか?
シカゴの冬は、”Windy city”と呼ばれているくらい風は大変に強く、さらに冬の寒気と相まって実際の温度以上に体感温度はとても低いです。

寒さに弱い私は「寒くて耳がちぎれる~」などと愚痴をこぼしながら、友人と軽く街を散策してから、シカゴにあるマクドナルド1号店まで歩いていました。
マックで食事を済ませ、またホテルまで歩いて戻ってみると、

友人が、「ネックレスがない!!」

大切なお友達からプレゼントされたネックレスをなくってしまったのです。

マックで撮った写真を見ると、ネックレスはしていたので、その後にチェーンが切れるなどしてなくなってしまったようでした。
大切なお友達からのプレゼントだったとのことでしたので、私も一緒にマックまで戻って探しました。
店内を隈なく探し、さらにお店の人に確認しても見つかりませんでした。

5ミリほどの小さなネックレスチャームだったので、正直見つけるのは難しいなと私と友人は諦めモードの中ホテルへ帰ることにしました。
すでに日も暮れてしまったマックからホテルまで歩いて約15分の道。
当時は携帯電話に懐中電灯機能も無かったので、街灯のあかりに頼りながら、地面を這いつくばるように歩いていました。きっとかなり怪しい二人だったと思います。

奇妙な私達二人の様子に興味を持ったのでしょうか?
アメリカ人カップルが「大丈夫?」と私達に話しかけてくれました。
一連の話をしたら、なんとそのカップルは私達と一緒に探し始めてくれました!!

どこで落としたかもわからず、大変寒い日なので、カップルお二人の温かいお気持ちだけで十分でしたが、カップルのお二人は一緒に探してくださいました。

探し始めてすでに約2時間後。

四人は諦めかけていた頃、なんと歩道の石の間に「キラリと光るネックレス」がありました!!

私の友人は号泣。

偶然に出会ったカップルと私と友人みんなで抱き合って喜びました。
抱き合って喜ぶなんて日本であまりしませんよね。

これぞ!アメリカマジック(笑)

風の強い寒い日にこんな日があったことを思い出します。

チリのバス停(停留所)には看板がない?!

今日は南米チリに住んでいた頃のお話のシェアいたします。

私はチリに住んでいた時に、3回程、住む場所を変えました。その度に、緊張したのが、通勤バス。
チリのサンティアゴ市内にはたくさんのバスが走っています。

緊張した理由は、「チリのバス停には看板がない」

では、どこから乗れば良いかというと朝なんとなく人がたくさんいる場所が停留所の可能性がありますのでそこから乗ります。
どこ行きのバスか?を把握するにはバスに書いてある行き先から予測します。
乗る時はなんとかなりましたが、問題は降りる時です。

また、バスの中では、「次は◯◯です」のアナウンスはないのです!!
外を見ながら、自分の目的地に近づいたら、ロープを引っ張る。

ロープを引っ張ると止まる合図になっていて、運転手さんが止めてくれます。
ただ、バス停には看板もないので、地元民だけがわかるような暗黙の了解なバス停で止まります。

新しい場所に引っ越す度に、最初の一週間は、1番家に近いバス停に降りるために、毎日が勘との戦いでした!笑

そんなサンティアゴのバスは、夏になると、アイスクリーム売りの男性が、発車しかけの車に乗り降りするスリリングな光景が楽しめます^_^
こんなちょっとしたドキドキの毎日のお陰で、私は冒険や挑戦が好きになりました^_^

英語も実践が大切です!

まさに、「なんとかなる!」精神でぶつかると、なんとかなった時の安堵と静かな自信が体感できます。
世界に出ると、「なんとかなる!」精神が自然と身につきますよ♩

“Doggie bag”アメリカ食文化?

カップルがよく記念日に利用するようなレストラン(日本)で昔アルバイトをしていました。
記念日にはホールのケーキを提供してくれるサービスもあるレストランです。

コース料理の最後にホールケーキが出で来るので、食べきれないお客さんも多く、持ち帰れないかと聞かれることもしばしば。

しかし、そのレストランでは食べ物も持ち帰りは許されていなかったため、いつもお断りをしなくてはいけませんでした。

アメリカでは、”Can I get a doggie bag?” と尋ねると、食べきれなかった料理を持ち帰るための容器をもらえます。
これはアメリカではsuper common(とても普通のこと)です。

もともと犬のために持って帰るんです、というニュアンスで使われていたため”doggie bag”という名前がついてますが、”to-go box”とも言われます。

これなら、とても食べきれない!という量の食事が出てきても怖気づかずに、最後に”to-go box”/”doggie bag”をお願いしてみてくださいね。