カナダ、オーストラリア移住には避けて通れない英語資格 IELTS
最近、こんな方がに体験レッスンにいらっしゃいました。
カナダでワーキングホリデーをしていたんですが、移住を考えています。その移住申請に必要なのがIELTSという英語テストですが、どう始めたらいいのかわからなくて。。。
このIELTS(アイエルツ)というテスト。聞いたことがある方、ない方いらっしゃると思いますが、実は、海外留学で今まで王道の資格TOEFLより、注目を浴びているのがこの、IELTSなんです。
そしてIELTSにはアカデミックモジュール/ジェネラルモジュールの2タイプがあります。
アカデミック:専門学校、大学、大学院に行くための英語試験と使用
ジェネラル:英語圏の国への移住申請に使用
カナダの大学に行きたい。イギリスの大学院に行きたい。とアカデミックモジュールで対策をされている方が多いためか、市販の教材もアカデミックモジュールの問題が多いです。
しかし、学業としてではなく、カナダやオーストラリアへ移住目的のジェネラルモジュール対策の教材は少なく、また今まであまり英語の勉強をしていない方、苦手な方にとっては、IELTSはとても高~い壁に感じられるかもしれません。実際、模擬試験内容をみてげんなりした、というお声も聞いています。
そうはいっても、高い壁に感じるからといって、移住をあきらめるでしょうか?
やはり住んだ国が気に入り、そこで暮らしていきたい、仕事のオファーももらっている、という状況なら、壁は乗り越えるしかありませんね。
ではとうしたら、いいのでしょうか?
1 移住したい国に必要なスコアを確認する
一番大切なステップです。今現在カナダの永住権申請は6.5.オーストラリア移住は6.0以上、となっております。
2 模擬試験がついた参考書を2冊程購入
General Training用の模擬試験が入っているものであればよいと思います。
こちらはGeneral用の模擬試験がいくつか入っているおすすめです。
Cambridge IELTS 13 General Training Student’s Book with Answers
3 今の英語レベルを確認(リーデイング、リスニング、ライティング、スピーキング)
実際模擬試験を受けて今現在のレベルをチェックしてみましょう。
それぞれのスキルで何問中何問正解すればよいのか?も予め確認しておきましょう。今の概算スコアがわかります。
ただ、ライテイング、スピーキングに関しては、自分で確認が難しいため、プロに確認してもらったほうが良いでしょう。
4 何をしたらいいかを知る
今のレベルを確認した後は、何かするかを決める必要があります。
IELTSを受けたことがない。または日常会話は問題なくできるが、読んだり書いたりが苦手な場合
①リーデイング
生活の中で見ることのあるパッセージが主です。新聞記事、広告、雑誌の記事など内容的にはアカデミックよりはわかりやすく、文字数も少ないですが、同じスコアを得るために必要な正解数はアカデミックより多いです。
まずは、読むことに慣れること。長い文章を前から順に読み理解する癖をつけることが大切です。
②リスニング
アカデミックと同じ内容。パート1:日常会話、パート2:日常生活の中での説明は取り組みやすため、この2パートから練習を始めましょう。
③ライテイング
取り組みやすいパート1から攻略しましょう。
タスク1:手紙を書くもの。書く内容も与えられているので、それをきっちり
書けばOKです。
タスク2:アカデミック同様、課題に回答しその理由を述べるエッセイ。内容はより日常的なものですので、書きやすいです。構成、文法、スペル、質問に答え、一貫性があることがカギです。
④スピーキング
アカデミックと同じ内容。英語圏で生活したことがある方の注意点は質問に関係ないことを長々と話さないこと。聞かれたことを明確に答え、1~2文補足内容を入れる程度にすること。
パート1;家族、音楽、スポーツ等身の回りのことについて聞かれる場合が多い。
パート2:指示に従って1~2分のスピーチを作る。淡々と話すというよりは、ストーリー性を持たせる。
パート3:パート2にスピーチのテーマに関するデイスカッション。
5 いつまでにとるかを決める
「目標スコアが取れたら」とIETLS勉強を始める方もいます。それでも良いのですが、長々と勉強することは間延びしてしまいモチベーション持続が難しいものです。勉強を始めるまでに、〇〇までに6.5を取る! と決めた方が良いです。
そこで決め方のポイントをご紹介しましょう。
①現在のスコア→目標スコアまでの距離
例)現在3.0→目標6.5
②現実な可能な勉強時間
仕事をしている方なら、平日3時間、土日10時間あたりが現実的でしょうか。
上記二点を考慮し、何カ月で目標スコア達成かを決めます。そしてここが肝心ですが、達成までに最低3回は受験しましょう。資格試験は受験するたびに、試験に慣れスコアアップが図りやすいです。
今回は、海外移住に必要なIELTSの勉強する前にすること、勉強の仕方、心得をご紹介しました。移住を検討してらっしゃる方はまずは移住したい国での必要なIELTSスコアを確認し、英語のプロにご相談ください。
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