海外留学を成功するために留学生活・準備に必要なこととは?!
わたしの海外留学~アメリカ大学への留学準備編~
海外留学が当たり前となってきた今。
- 英語を仕事で使えるようにしたい。
- 海外生活を体験したみたい。
- 海外の大学で学位を取りそのまま海外で就職したい。
- 今の自分を変えたい。
色んな感情、色んな目的の海外留学がありますね。留学したいな~→留学する!という決意に変わると、次に待っているのは、留学準備です。
今回は筆者自身の20年も前のアメリカの大学留学までの体験をシェアさせていただきます。
20年も前の話になりますが、基本的なプロセスは変わらないと思いますので、よろしければご参考に。
留学決めたら最初にすることはコレ
私がアメリカの大学への留学を決めたのは、16歳の時。アメリカの映画を観て、アメリカの学生生活に憧れ、「今の自分を変えたい」という思いが強かったんですね。(当時はシャイで真面目になんとかイイ子を振舞ってました。。。)
さてアメリカの大学への留学を決めた私が最初にしたことは、
情報集め
- どの州にしよう?
- 四年制大学?短大から編入する?
- 大学はいつから始まる?
- 学費、生活費はいくらくらい?
- 住むところは?
- 必要な英語資格は?スコアは?
- 願書に必要な書類は?
- 願書締め切りは?
当時の日本では、インターネットやスマホ、コンピューターさえ一家に一台ではなく、もちろん我が家にもそんなものはなかった。そこで私は留学雑誌、アメリカの大学リストが紹介された本を買って調べまくりました。
本を読み、留学までの大まかな流れはわかった。
でもどの州が自分に合うかなんてよくわからないし、どこの大学が良いのかももちろんわからない。
そこで私は雑誌の付録についていた、アンケート(学校の規模、街か田舎か、など質問いくつかに答えるとぴったりの学校をいくつか選んでもらえる)に答え、その中から知っている街の名前の入った学校を適当に選んで決めました。
(今は無料相談に乗ってくださる留学エージェントがたくさんありますので、勉強したいこと、期間、予算が明確なら学校選びもスムーズだと思います。)
学校は決めた。でも次に何をしたらいいか?わからない。
我が家や近所にも海外の大学に留学した人などいなかったので、姉と一緒に留学説明会というものに行ってみた。
留学エージェントを通すとはビザ手配から現地でのケアまで色々とやってくれるみたい。これなら両親も安心だな。
でも想像以上に高い。親にはこれ以上頼めないな。。。という結論になった。
自分でやるしかないか!
これがわたしの人生で初めて「自分で行動する」きっかけになりました。ここから徐々にシャイでいつも親に頼っていた高校生が自発的に行動できるようになっていったのです。ネットや留学が当たり前の時代でなかったお陰だな~、と今でも思います。
(2)留学するにはTOEFLが必須だった
当時アメリカの大学に願書を送る際、外国人留学生(International Students)に必要な資格は、
高校の成績:(アメリカの成績はA、B、C、Dシステム。これに日本の5~1を換算し高校に英語での成績表を出してもらいます)
TOEFL PBT 500点:授業が受けられる程度の英語力を測るテスト。当時は幸運なことに、PBTという紙の試験で、構成もリーディングとリスニングのみ。現在は、iBT(Internet Base Test)と呼ばれコンピュータを使ったタイプのみ有効。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をチェックされる難易度の高い構成になっています。
高校の成績表は先生に頼むとして、問題がこのTOEFL。今まで聞いたこともないし、参考書も私の地域の本屋には売っていない。そこで私はダメもとで高校の英語の先生に聞いてみた。
「TOEFL?参考書あるから貸してあげるよ」
わ~、助かった~!先生ありがとう(涙)
ただ、どうやって勉強したらいいか、シャイだったわたしはそこまで先生には聞けず、単純に、何度も模擬試験を解きまくり、次は正解するように間違いをチェックし、模擬試験のリスニングの話している内容(スクリプト)をみながらブツブツつぶやき文字と音を合わせ、本試験の感覚を身体に覚えこませるため、当時通っていた英会話スクールにお願いして、模擬試験を受け、(450点)一発チャンスの本試験に挑んだ。
結果は507点。
ギリギリセーフ
実はこのテストで500点以上取れなければ、語学学校からスタートできる大学を探しなおすか、半年遅らせるか、になっていたので、本当にホッとしたのを覚えています。目標点が取れたのは、学校の英語で基礎力つけ、英会話スクールで日常会話やネイテイブの音に慣れていたお陰もあったと思います。
大学を決め、必要書類が揃い、期日までに大学へ必要書類を郵送。5つの大学に願書を送りました。(今はオンラインでも願書提出ができるようです。但しTOEFLスコアは、受験後直接大学へ成績が送られます。TOEFLの結果の出るまでの日数を計算して早めに受けておくことをお勧めします。)
大学からの入学合否の通知を待っている間、することもないので、やってみた、ある挑戦がありました。
(3)海外へ初めての電話
当時はコンピュータやスマホが当たり前でない時代だったため、実際の大学生活や授業ってどんな感じなのか?勉強についていけるのか?不安でしょうがなくなっていた。そこで、私は今通っている日本人の学生の人から、話が聞けないかと思い、思い切って、願書を出した大学5つの内の1つの学校に、電話をしてみた。
「はい。○○大学です。ご用は何ですか?」
わ~、どうしよう、と汗かきながら、言えるだけの表現を使い
「私はあなたの大学に興味がある日本人高校生です。よかった日本人の学生と話がしたい。それは可能ですか?」
するとなんと一人の学生の電話番号(おそらく学生寮)を教えてくれ電話をしてみました。(もちろん今は、インターネットで口コミ、ブログで生の声が聞けますね!)
電話にでた日本人学生の方は、優しい口調の女性でした。ただ、その方は、この土地は湿気が多くて夏は暑くて勉強に身が入らない。など色んな理由でおススメしない、というアドバイスをくれました。
私は単純&無知だったので、そうか~、と納得し、最終的に決めた学校は。
一番最初に合格通知がきた学校
はい、なんとも単純です(笑)
わたしが今思うことは、結果的にどの大学へ行ってもそう変わらないのでは、ということ。もちろんやりたい専攻があるか、大学レベルは大切です。但し似たような条件の学校で迷っている場合は、単純に合格通知が最初に来た、とかなんとなくこっちがいい気がする、くらいでいいと思います。
大切なのは、入学してから
- どう行動するか?
- 誰と過ごすか?
だと今強く感じます。
次回はわたしの海外留学~大学生活編~をシェアさせていただきます。
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